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注釈

注釈は、編み図を読む人の助けになるよう、編み図の上に加える印です。編み始めの位置を示す三角、周の進む方向を示す矢印、繰り返し部分を囲む円、テキストのメモなどがあります。注釈は専用の 注釈レイヤー に置かれるので、編み目を乱すことなく自由に描けます。

注釈レイヤーのかぎ針エディター。左に注釈のバー、編み図の横に編み始め記号・矢印・「Start here」のテキストラベル、右端に注釈の操作ツールバー、選択中の接続線の設定を表示した注釈パネルがある。

ツールバーの右端にある ステッチ/注釈 の切り替えを使うか、2 を押します。ステッチレイヤーに戻るには 1 を押します。

注釈レイヤーでは、次のようになります。

  • 編み目は表示されたままですが、選択や変更はできません。
  • 左のバーには注釈のツールが、右端には注釈の操作ツールバーが表示され、プロパティ列には 注釈 パネルが表示されます。
  • ツールバーには 選択 と 注釈の色 のスウォッチが表示されます。注釈の色で、新しい注釈の色を設定します。

注釈はステッチレイヤーでも常に表示されますが、そこでは選択できません。元に戻す・やり直すは両方のレイヤーにまたがって働きます。Cmd/Ctrl + Z を押すと、どちらのレイヤーでの変更かにかかわらず、直前の変更が元に戻ります。

左のバーには 7 つのツールがあります。

ツール 追加されるもの 置き方
編み始め記号 編み始めの位置を示す白抜きの三角 キャンバスをクリック
編み終わり記号 編み終わりの位置を示す塗りつぶしの三角 キャンバスをクリック
線 終点に矢印の付いた、まっすぐな接続線 一方の端から他方の端までドラッグ
曲線 曲がった接続線 一方の端から他方の端までドラッグ
円 円 キャンバスをクリック
円弧 終点に矢印の付いた、円の一部 キャンバスをクリック
テキスト テキストラベル キャンバスをクリックして入力

どのツールも、バーからキャンバスへ直接ドラッグして置くこともできます。注釈を 1 つ置くとツールは解除され、新しい注釈が選択された状態になるので、そのまま調整できます。

線と曲線の端は、近くの編み目にスナップします。編み目に付いた端は、その編み目を動かすと一緒に動きます。特定の編み目を指す矢印に便利です。

テキストラベルは、クリックしたあとに文字を入力します。Enter を押すと改行します。入力が終わったら、Esc を押すか、ラベルの外側をクリックするか、キャンバス上部の テキスト編集中 のチップを選びます。空のままのラベルは削除されます。

2 を押して注釈レイヤーに切り替えます。編み始め記号 を選んでキャンバスをクリックします。線 では、何もない場所から編み目までドラッグすると、矢印の先がその編み目に付きます。テキスト では、クリックして入力し、Esc を押します。1 でステッチレイヤーに戻ります。
  • 注釈を クリック すると選択され、ドラッグすると移動します。
  • Cmd/Ctrl キーまたは Shift キーを押しながらクリックすると、ほかの注釈を選択に追加できます。何もない場所からマーキーをドラッグすると、枠に触れたものがすべて選択されます。Cmd/Ctrl + A ですべての注釈を選択します。
  • 矢印キー で、選択範囲を少しずつ動かせます(Shift を押しながらだと大きく動きます)。
  • 2 つ以上の注釈を選択しているときは、それらを囲む枠の角のハンドルでまとめて大きさを変え、丸いハンドルで回転できます。

注釈の種類ごとに、それぞれのハンドルがあります。

  • 記号 — 角のハンドルをドラッグすると大きさが変わり、辺のハンドルでは一方向に伸縮し、先端の前にある丸いハンドルでは回転します。
  • テキストラベル — 角のハンドルをドラッグすると文字サイズが変わり、丸いハンドルで回転します。ラベルをダブルクリックする(または Enter を押す)と、テキストを編集できます。
  • 線 — 端をドラッグすると移動します。編み目の上で離すと、その編み目に付きます。線全体を動かすと、両端とも編み目から外れます。
  • 曲線・円・円弧 — ダブルクリックする(または Enter を押す)と形を編集できます。曲線ではアンカーポイントとハンドル(T を押すとハンドルの種類が変わります)が、円では中心と半径が、円弧では中心・半径・両端が表示されます。編集が終わったら、Esc を押すか、キャンバス上部のチップを選びます。

注釈を選択すると、注釈 パネルにその設定が表示されます。

  • 色 — 注釈はそれぞれ個別の色を持ちます。
  • 記号 — 角度、幅、高さ。
  • 線・曲線・円・円弧 — 始点の端 と 終点の端(なし・矢印・点・バー。円にはありません)、線のスタイル(実線・破線・点線)、幅。線では、各端が編み目に付いているかどうかも表示されます。
  • テキストラベル — テキスト そのもの、文字サイズ、角度、フォント(サンセリフ・セリフ・等幅)、太字・斜体・下線。
  • 形状を編集 — 曲線・円・円弧・テキストラベルで、キャンバス上での編集を始めます。
  • 削除 — 注釈を削除します。
操作 ショートカット
選択範囲をコピー Cmd/Ctrl + C
ポインター位置に貼り付け Cmd/Ctrl + V
選択範囲を複製 Cmd/Ctrl + D
選択範囲を削除 Delete、Backspace、または X
配置や編集をキャンセル Esc

元に戻す、やり直す、削除、複製 は、キャンバスの右端にある操作ツールバーにもあります。

注釈は編み図の一部です。共有した表示や閲覧のみの表示、書き出した画像、サムネイル、パターンに編み図を追加したときにも表示されます。閲覧者が注釈を選択したり変更したりすることはできません。